建設業界に女性が増えている
「土木・建設は男性の仕事」というイメージは過去のものになりつつあります。国土交通省のデータによると、建設業界で働く女性の数は年々増加しており、政府も「けんせつ小町」(建設業で活躍する女性の愛称)として女性活躍を積極的に推進しています。
現在、建設業就業者のうち女性は約18%(約100万人)。職種によっては女性比率がさらに高まっています。
女性が活躍しやすい職種
1. 施工管理
現場を「管理する」仕事であり、力仕事は少ないため女性でも活躍しやすい職種です。コミュニケーション能力・段取り力・細かさが求められ、女性が持つ特性が活かせます。
大手ゼネコンでは女性施工管理職の採用を積極的に行っており、育休・産休制度も整備されています。
2. CADオペレーター・設計補助
建設図面をCADソフトで作成・修正する仕事です。屋内のデスクワークが中心のため、体力的な負担が少ないです。
AutoCAD・Jw-CADなどの操作スキルを習得することで、建設会社・設計事務所への転職が有利になります。
3. 測量補助
測量士のサポートとして、測量データの記録・整理・計算を担当します。屋外作業がありますが重作業は少なく、測量士補の資格があればさらに活躍の場が広がります。
4. 事務・積算
建設会社の事務部門(経理・総務・労務)や、工事費用を計算する「積算」業務も女性が多い分野です。現場に直接出ることなく建設業界に関わることができます。
5. 安全管理・環境管理
工事現場の安全教育・安全パトロールを担当する職種です。コンプライアンス意識の高さから、女性の安全管理担当を積極的に採用する会社が増えています。
建設業の女性向け制度・環境
女性専用トイレ・更衣室の整備
かつては女性用設備がない現場も多かったですが、国土交通省の指導により、公共工事ではすべての現場に女性専用トイレ・更衣室の設置が義務付けられています。
育休・産休制度
大手ゼネコンを中心に、育休・産休から復帰しやすい制度が整備されています。施工管理職でも産休後に同職種に復帰する女性が増えています。
在宅勤務・テレワーク
図面作成・書類業務・積算などオフィスワーク中心の職種では、在宅勤務が導入されている会社も増えています。
大手ゼネコン各社は「女性活躍推進」を経営目標に掲げており、女性管理職の比率向上・働きやすい職場環境づくりに積極的に取り組んでいます。
転職活動のポイント
女性の採用実績・定着率を確認する
「女性社員の比率」「産休・育休取得率」「復帰率」を採用担当者に聞いてみましょう。答えられない会社は実態が整っていない可能性があります。
建設DXに積極的な会社を選ぶ
ICT活用・デジタル化が進んでいる会社は、紙・体力仕事の割合が少なく女性が働きやすい環境です。
キャリア相談は建設業専門エージェントへ
建設業界に特化した転職エージェントは、女性が働きやすい職場の情報を持っています。一般エージェントより具体的なアドバイスが得られます。
まとめ
土木・建設業界は急速に女性が働きやすい環境に変わっています。施工管理・CADオペレーター・測量など、女性が力を発揮できる職種は多くあります。「男性の業界」というイメージを捨てて、ぜひ建設・土木業界への転職を検討してみてください。